耐震鋼構造・K型フレーム
建築を解き放つ
形態はその機能に従う
革新は華麗ではなく 慎ましく深く
構造を美しく 空間に感動を
家族に安全を
恒久というデザインは
ただそこに凛と存在す続ける
従来の木造(軸組構造)の3階建てでは耐力壁が比較的多く必要となり、間取りが制限され、一般的な鉄骨造(ラーメン構造)では大空間を作るには有効ですが、柱形や梁形が住空間を圧迫します。
鉄骨ブレース構造は鉛直ブレース壁にあたるものがK型フレームです。
耐力壁を減らし、柱サイズも一定なので不要な柱形も出ず、他構造のデメリットを解消します。
K型フレーム構法は従来の鉄骨造に比べ建物重量を軽くすることが可能となりました。建物が軽くなると地盤への影響も少なくなり、軟弱地盤にもベタ基礎にて対応いたします。
(ただし、地耐力30KN以上必要)。
従来の鉄骨造より基礎が小さくなることから、基礎サイズや残土も軽減でき、コスメメリットもあります。
工場で製作されたK型フレームを現場搬入し、1階ずつ建てる工法なので、狭小地での施工も可能。
また梁のジョイントは柱接合部にて金物で接合しているので、梁や土台の天端はフラットとなり、施工がしやすい構造となっております。
また、梁がフラットということは、天井高も最大限にとることが可能になります。
K型フレームは、壁ブレース材を角材として使用することにより、水平方向に5t(実験値)の強度があり、横方向の揺れに強い構造材です。
K型フレームは溶融亜鉛メッキ鋼板から製造しておりますので、耐久性にも安心です(B-G鋼材製品は錆止塗装を標準としております)。
フォトギャラリー